湿布の上手な張り方—カットすれば、はがれにくい 一人で張れる補助器具も

湿布薬を貼る部位の汗などの水分を拭きとり、清潔にしておきます。湿布薬の薬面のフィルムをはがし、十分に伸ばしながら貼り、必要に応じて、絆創膏やネット包帯などで固定します。

関節などの動く部位には、フィルムをはがす前にはさみで切り目を入れたり、カットするなどひと工夫すると、よりぴったりと貼れ、剥がれにくくなります。

腰や背中など、ひとりで湿布薬が貼りにくい場合は、フィルムが分割されるように工夫がされた製品を利用しましょう。真ん中部分を剥がして患部に固定し、次に残りの両側のフィルムを剥がすと上手に貼ることができます。

また、ひとりで貼れる補助器具なども市販されていますので、薬剤師に相談しましょう。

湿布薬を貼るとかゆくなったり、皮膚がヒリヒリする場合は、ガーゼを当て、その上に湿布するとよいでしょう。入浴の際には、入浴の30分以上前(温感タイプの湿布薬はヒリヒリ痛むことがあります。)にはがし、入浴後はすぐに貼ると湿疹や腫れの原因になるので、30分くらいたってから貼るようにします。

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