
アルコールを肝臓でアセトアルデヒドに、さらに酢酸に代謝する際には酵素が働きますが、その力だけでは足りずビタミンB1が必要となります。また酢酸から炭酸ガスと水に変わる際にエネルギーを産生するためにもビタミンB1が必要です。
さらに、アルコールを摂取するとさまざまな栄養素の吸収を低下させるということも指摘されています。深酒はビタミンB1が不足しやすい状況になってしまいます。

深酒した翌日ビタミンB1不足の状態では、たとえ朝食に菓子パンなどを口にしても、糖質をエネルギーに変えることができず、疲労感を引きずったまま1日が始まることになります。

ビタミンB1は、豚肉、魚類、大豆、アーモンドやくるみ、ごまなどのナッツ・シード類、玄米や小麦胚芽などの穀類に多く含まれています。