段葛を抜けると、三ノ鳥居に到着します。一礼をして鳥居をくぐり、こちらから御本殿へと向かいます。

境内のマップで本宮は石階段を登って楼門を殴った先にあります。

参照:https://www.timesclub.jp/sp/tanomachi_ex/kanagawa/kamakura/006.html

御本殿へは大石段を上って行くのですが、大石段の手前には、ひと際目を引く大きな「舞殿(まいでん)」があります。
こちらは、かつて静御前(しずかごぜん)が義経を慕い、舞を舞ったとされる若宮廻廊があった場所です。大河ドラマなどでも、印象的なシーンですね。

舞殿の後は、楼門を得ていよいよ御本殿へ。御本殿は、長い大石段の上にあります。手すりはないので、足元に注意をしながら上りましょう。

※御本殿内は撮影禁止ですので、本宮の写真を撮る事ができませんでした。

太鼓橋

源氏池

平氏池
鶴岡八幡宮の境内には、太鼓橋を挟んで源氏池と平家池が配置されています。
この池は1182年に頼朝が大庭景義(おおばかげよし)に命じて造られた池と言われています。平家滅亡を祈り、平家池には4(死)つの島を、源氏池には3(産)つの島を配したという逸話があるそうです。

源氏池の島のひとつには、池の造成時に弁財天を祀ったのが始まりとされる、「旗上弁財天(はたあげべんざいてん)社」があります。
現在では源頼朝公の旗上げにちなみ、祈願と名前の入った源氏の二引きの旗の掲揚や、はためく無数の白い旗は、圧巻です!


なお、弁財天は芸能・開運の神様とも言われており、芸事を磨きたい方や、運気を上げたい方にもおすすめの神社です。

旗上弁財天社の裏手には、政子石(別名・姫石)という大きな石が安置されています。
古くより縁結び・夫婦円満・子授などの祈願石として知られているそうですので、ぜひこちらにも足を運んでみてくださいね。
鶴岡八幡宮にはおみくじが設置されています。

ただ、運勢の良し悪しよりも、内容をよく読むことが大切だそうです。
なお、鶴岡八幡宮にはちょっと変わった凶運みくじ納め箱という、凶・大凶のおみくじを納める箱があります。
凶運のおみくじを結んで箱に奉納し、中央の矢鏑をつかむと、凶運が吉運・強運に転じるそうです。とてもありがたい存在ですね!凶運が出た際には、ぜひこちらに納めてくださいね。
