神社解説

喘息治療に用いるステロイド薬「プレドニゾロン」の特徴と効果、副作用

1.プレドニゾロン錠とはどのような薬か

2.プレドニゾロン錠の使い方

プレドニゾロン錠は、成人の場合、1日に5〜60mgを1〜4回に分けて、水かぬるま湯と一緒に飲みます。

3.プレドニゾロン錠の副作用

プレドニゾロン錠の副作用には、以下のようなものがあります。

 ・体重増加
 ・高血圧
 ・糖尿病
 ・骨粗しょう症
 ・脂質異常症
 ・胃潰瘍
 ・感染症にかかりやすくなる
 ・白内障

また、満月様顔貌(ムーンフェイス)と呼ばれる、顔が丸くなってしまう副作用が出ることもあります。しかし、ステロイド薬が減量できれば元に戻ります。

4.使用上の注意点

持病やアレルギーのある人、服薬中の人は医師に伝えておきましょう。また、水痘(水ぼうそう)または麻疹(はしか)にかかったことがなく、これらの予防接種を受けていない人も、医師に伝えてください。

妊娠中やその可能性のある方、授乳中の方は医師に相談してください。

プレドニンの使い方

体内におけるステロイドの分泌量は常に一定ではありません。朝起きた後(4〜8時)の30分〜1時間が最も分泌量が多く、夕方〜夜にかけて少なくなり、就寝2〜3時間後が最も少ないです。プレドニンを投与する際は生体のリズムに近づけるために朝や昼に内服することが多いです。

-神社解説