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中性脂肪が低いのに太っているのはなぜ?問題点も!

中性脂肪値が低いのに太ってる理由 

中性脂肪値が低いのに太ってる理由

一般的に、体脂肪が多いと中性脂肪値も高いイメージがありますが、太っているのに中性脂肪値が低いケースもあります。

中性脂肪が肝臓や皮下に多く蓄積している

中性脂肪値が低いのに体脂肪率が高い場合は、中性脂肪が血液中ではなく肝臓や皮下に多く蓄積している可能性があります。

肝臓に中性脂肪が蓄積すると、脂肪肝になる場合も。

脂肪肝とは、肝臓において中性脂肪が占める割合が30%以上になった状態です。標準体重を20%以上上回っている人のうち、20〜30%の割合でみられますが、中性脂肪が低くても脂肪肝になる場合もあるでしょう。

初期の段階だとほとんど自覚症状はありませんが、狭心症や心筋梗塞などの虚血性心疾患の合併率が高くなります。

肝臓や皮下に中性脂肪をため込みやすい体質

両親も中性脂肪値が低かったり、体質的に肝臓や皮下に中性脂肪をため込みやすかったりなどの場合も、太っているのに中性脂肪値が低いという状態が起こる可能性があります。

特に女性は、男性と比べて皮下脂肪がつきやすいため、痩せていないのに中性脂肪値が低くなる傾向にあります。

生まれつきの体質によって血液中の中性脂肪が基準値よりも低い場合、痩せていると少し動いただけでエネルギー不足となりますが、肝臓や皮下に中性脂肪が多くある場合は、体内の中性脂肪の量は足りているといえるでしょう。

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