神社解説

鶴岡八幡宮の概要、周辺について解説

鶴岡八幡宮 出典:Wikipedia

始まりは鎌倉幕府を築いた源頼朝の祖先である頼義が京都にある石清水八幡宮を勧請(神様の魂を分ける事)した事が始まりで頼義は石清水八幡宮を強く信仰し源氏の氏神として八幡神を鎌倉の由比ガ浜に定め後に1180年に源頼朝が現在の地に移したのが鶴岡八幡宮である。

源頼義 出典:Wikipedia

源頼朝 出典:Wikipedia

八幡神とは?

八幡神は大分県宇佐市の宇佐神宮を総本宮とし八幡神を祀る最も古い神社として知られ朝廷や武士から強く信仰され国家の危機を救う神として知られ頼義が当時の戦「前九年の役」と呼ばれる戦の中で勝利祈願をすべく京都の石清水八幡宮をお参りし無事に勝利を収めた為に,鶴岡八幡宮の基礎である由比ガ浜に八播神を定めた。

宇佐神宮 出典:宇佐市観光協会

鶴岡八幡宮は、源頼朝が鶴岡八幡宮を現在の地に遷した後、町づくりの一環として整備した「若宮大路」が、由比ガ浜から続いています。

若宮大路のスタートは、一ノ鳥居です。

なお、一ノ鳥居から境内の入り口である三ノ鳥居までは約2kmありますのでかなり歩きます。

一ノ鳥居から若宮大路を進んで行くと、ニノ鳥居がある「段葛(だんかずら)」が見えてきます。段葛は車道より一段高くなっている参道で、三ノ鳥居まで約500m続いています。

この段葛は、源頼朝が正室・政子の安産祈願のために造営しました。

こちらが三ノ鳥居で鶴岡八幡宮の入り口となります。

ちなみに段葛の両脇には桜の木が植えられていて、毎年3月下旬~4月上旬頃に開花します。その時期に行かれる方はぜひ見てみてくださいね。

鶴岡八幡宮の楼門に描かれている「八幡宮」の八が2羽の鳩になってるのは全国の八幡宮が鳩が神の遣いである事として知られ少し離れた本店を構える豊島屋さんの銘菓「鳩サブレー」は、この額の鳩に由来しているんだそうですよ。

鳩サブレー 出典:豊島屋

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