神社解説

バクタ配合錠

ST合剤(バクタ)は呼吸器感染症の治療に広く用いられる抗菌薬です。

特に市中肺炎や慢性閉塞性肺疾患(COPD)の急性増悪時に罹患した細菌性肺炎の患者さんに処方されることが多いです。

これらの疾患では肺炎球菌やインフルエンザ菌などの病原体が関与していることが多くST合剤の抗菌スペクトルと合致します。

疾患名主な起因菌
市中肺炎肺炎球菌・マイコプラズマ
COPD急性増悪インフルエンザ菌・肺炎球菌

気管支炎や副鼻腔炎といった上気道感染症の患者さんにも有効性が認められています。

これらの患者さんでは ST合剤が第一選択薬として使用されることがあります。

尿路感染症患者

ST合剤は尿路感染症の治療にも頻繁に使用されます。

膀胱炎や腎盂腎炎などの尿路感染症患者さんに対して高い有効性を示し、特に大腸菌やクレブシエラ属菌による感染症に効果的です。

尿路感染症の再発を繰り返す患者さんでは予防的な長期低用量投与が検討されることもあります。

尿路感染症の種類好発年齢層
急性膀胱炎成人女性
腎盂腎炎全年齢

バグダラ処方

バクタ配合錠 4錠

分2 朝夕食後 5日分


ダラシンカプセル150mg 4c


分4 毎食後・寝る前 5日分

新人「犬に噛まれたとの事ですがオグサワじゃないんすね…

これはオグサワ流通不良時の”バクダラ”処方

犬の口腔内に常在するパスツレラや連鎖球菌をオグサワ以外でカバーしようとするとこうなります

見慣れない感ハンパないです

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