アズノールうがい液は、のどの炎症や痛み、口の中のあれや口内炎などに使われる、青紫色が特徴的なうがい薬です。
医療機関で処方されるお薬で、比較的副作用も少なく、お子さんからご高齢の方まで幅広く使われています。
アズノールうがい液の成分
アズノールうがい液の主な有効成分は、「アズレンスルホン酸ナトリウム水和物」です。
この「アズレンスルホン酸ナトリウム水和物」には、以下のような働きがあります。
- 抗炎症作用: 炎症を引き起こす物質の働きを抑え、のどや口の中の腫れや赤みを和らげます。
- 組織修復促進作用: 傷ついた粘膜の治りを早める効果が期待できます。
これらの作用により、のどや口の中の不快な症状を改善します。
アズノールうがい液の効果
- のどの炎症を抑える
- のどの痛みを和らげる
- 口内炎の痛みや腫れを和らげる
- 抜歯後の傷の治りを助ける
どんなときに使う?(適応疾患・部位)
- 咽頭炎、扁桃炎などの、のどの炎症や痛み
- 口内炎
- 舌炎
- 歯ぐきの炎症
- 抜歯後のうがい
アズノールうがい液の使い方(用法・用量)
アズノールうがい液は、そのまま使うのではなく、水で薄めて使用します。
コップにアズノールうがい液を数滴(医師や薬剤師の指示に従ってください。通常は5~7滴程度をコップ半量(約100mL)の水に薄めます)入れ、よくかき混ぜてからうがいをします。
1日数回、症状に合わせて使用します。