パルモディアは、高脂血症(特にトリグリセリドが高い状態)の治療に用いられる薬です。一般名はペマフィブラートで、血液中のトリグリセリドを減らし、HDLコレステロール(善玉コレステロール)を増やす作用があります。
パルモディアの作用機序:
パルモディアは、PPARα受容体に結合し、標的遺伝子の発現を調節することで、脂質代謝を改善します. 具体的には、以下の作用が期待できます:
- 肝臓でのトリグリセリド合成を抑制
- 脂肪組織でのトリグリセリド分解を促進
- 肝臓でのHDLコレステロール合成を促進
パルモディアの服用方法:
- 通常、成人にはペマフィブラートとして1回0.1mgを1日2回、朝夕に経口投与します.
- 年齢や症状に応じて増減しますが、最大用量は1回0.2mgを1日2回です.
- 徐放錠 (XR錠) は、1回1錠(0.2mgまたは0.4mg)を1日1回服用します.
- 徐放錠は、砕いたり、すりつぶしたりせずに、そのまま服用します.